星屑の残滓

日記とか買ったガンとかプレイしたゲームのレビューとかを適当に書いてます。

EXTRAGANZA

ゲーム的にかなりダークかつハードな内容。システムとしてはザッピングアドベンチャーでした。因みにこれと同じ綴りのバンドがあるようですが、、それはこれとは全く無関係です。サイクのハード部門、ブラックサイクのゲームです。発売自体はもう6年前になるものですが、、いざプレイしようかと思えば無いもので、ようやく見つけた経緯がありました。蟲という異形の生物を用いる連中による争いに巻き込まれた主人公の15年にも渡る物語です。大きく分けて3章に別れており、、チャートを選択する事で進んでいきます。始めは主人公の視点でなく、発端となるはぐれ蟲使いの男「煉梧」の視点で始まります。粗暴かつ短気なこの男は隠れ里での生活や訓練に飽きて脱走し、「西」という研究家をクライアントにアジト暮らしをしてます。しかし里からの追っ手は迫る一方。そんな最中に主人公「夢美」(この章では12歳の女の子)一家の乗った車が不幸にも巻き込まれてしまい両親は即死、奇跡的に主人公は軽い怪我であった為に彼によって蟲の苗床にする為に拉致されてしまいます。その蟲卵の中に里で禁忌とされている「刻凍る果ての獣魔」なる蟲があった(というか盗んで来た)ものの、孵化させても全く役に立たず(実はこの蟲君は感情を持っており、母体である夢美の為にしか動かない)焦る煉梧。機転を効かせて一人は返り討ちにするものの、、碌な修行をしなかった事が祟り満身創痍に。その頃夢美は蟲が感情を持っている事に気付き、、共に生き延びる事を決意。錆びだらけの包丁で逃げて来た煉梧を刺殺して逃げるのでした。個人的にはこの脱出した後に夕焼けの路地を一人と一匹で歩いてゆくシーンが凄く印象に残ってます。奇妙だけど、夢美の右手に蟲君が触手を絡ませてゆっくり進んでゆく、、確かな親子の絆があったな~と。とりあえずトゥルーエンドでの展開で書いていきます。