星屑の残滓

日記とか買ったガンとかプレイしたゲームのレビューとかを適当に書いてます。

テラーズ~ラストアライブ

もはや懐かしいWS(ワンダースワン)の選択式ホラーノベルゲームです。これの為にWSとカラーを買った記憶があります。WSについてはバンダイより発売された携帯ゲーム機器です。ゲームによって横持ちと縦持ち(とあるゲームは斜めもあったらしい)に別れるという、、稀有なものでした。まぁ同時期にあったニンテンドーアドバンスに比べると性能が劣るものの、薄く軽いという利点はありました。さてそんな悲しい現実には蓋をして、、テラーズ~ラストアライブは縦持ちプレイです。まずは初作。唯一白黒表示な為やや見にくいのが難点ですが、作品自体はまあまあ良かったと思います。全5話+1となり、この作品のみ各話のエンディング評価により+1こと最終話の展開が変化します。この展開に関わるのがノベルゲームでは当然の「選択肢」な訳ですが、、ここに思わぬシステムが!?これと次回作「テラーズ2」には「テラーゲージ」なるものが搭載されており、選んだ選択肢により蓄積されて行きます。目安は選択肢出現の時テキストエリア上部に心電図の波形のようなものが出ます。これが現在のゲージを現し、振れ幅が上下に大きい程蓄積されている事を表しています。で、、これが溜まり過ぎると「主人公が恐慌を来して否定的な行動しか出来なくなる」のです!例えば第一話のラストに幽霊に襲われ逃げる途中でヒロインが転ぶという、、ベタな展開になる際に助けるか見捨てて逃げる選択肢がでます。ここで上記の状態だと助けるを「選んでいるにも関わらず」逃げてしまい、バットエンドになってしまうのです。なので、、「テラーズでAルートエンディングを取る為にはゲージ管理が重要」な訳です。最悪ガイドブック(もち別売り)を頼りにやるしか無いかと。因みにAルートエンディングを迎えると1話目のヒロイン役の子が歌うオリジナル曲のカラオケコーラス付きが流れます。んで、、実はこの曲手元にあった事がありました。シングルCDでしたね。曲的には好きだったけど別れを経験した少女が悲しみという逆境の中でも挫けずに頑張るって流れを切なく歌うものでした。