星屑の残滓

日記とか買ったガンとかプレイしたゲームのレビューとかを適当に書いてます。

長宗我部元親

この男も何処のゲームとかで出てますので、まぁまぁの知名度かな?そういった系統だとオラオラな奴ですが、、元は笛や能等を好む大人しい少年でした。色白でそんな趣味だった事もあって「姫童子」と蔑まれた少年時代。でも嫡男だしで当主になり、、読んだ兵法書の流れで戦い続け、土佐から四国統一を成し得ました。が、、その運もここまで。豊臣秀吉という悪魔がこの男のそれまでとこれからを木っ端みじんに破壊してしまうのでした。結果この男はこの悪魔に屈して降伏するものの、、変に根回しする潔の悪さやにより死を申し付けられます。結局元の土佐のみしか残らず、、がっかりしたのも束の間、九州征伐に嫡男を送った際に統一時の恨みからまさかの裏切りにてこの嫡男を殺されてしまいます。これでこの男はすっかり意気消沈、、流石の秀吉もこれにはかなり責任を痛感したようで、当事者を誅した後に直接出向いて平謝りする結果に。ところがこの男の不運は続き、北条家討滅の前哨戦にて村上水軍と同行するのですが、、港と街を破壊する上に住民を皆殺しにしてしまいます。これで村上の怒りを買い、大砲でマストを撃ち抜かれたこの男は事の次第を治部に話して村上を処罰して貰おうとします。ところがこの治部によって騒ぎが肥大化、、村上水軍を配下にしている徳川家康迄その沙汰の現場ヘ呼び付けてしまうのでした。徳川と北条は姻戚関係があった事でいつ裏切るかと気が気でない秀吉は、こんなしょうもない事でとどうにか有耶無耶にしようとしますが空気の読めない治部がやらかした結果、、村上共々戦線を去る事に。おまけにもうーつの水軍であった九鬼から今後村上を含む九鬼傘下(ほぼ全国)の港への受け入れを実力を持って拒否するという巨大な杭を打たれるという結果に。最早やる気を無くしたこの男は妻が推した4男盛親に家督を放り出し(この息子では相応しくないと見抜いていた為、家督はやるが面倒は見ないと言い捨てた。これにより夫婦の関係も冷える)、亡き嫡男の菩提を弔いつつ平穏に生涯を終えるのでした。その後盛親は家を盛り立てる事が叶わず改易後に浪人。大坂の陣で敗戦した後に件の裏切り子孫に執拗に追われて果てる結果となりました。