星屑の残滓

日記とか買ったガンとかプレイしたゲームのレビューとかを適当に書いてます。

ヴァンパイア ナイト

商品はナムコながらハウスオブザデッドシリーズを開発したAM研が協力した為か、ナムコにしては重厚なゲームです。そのタイトル通り吸血鬼との戦いではあるのですが、さすがAM研が協力した事もあって複雑な人物関係が描かれております。ストーリーの前提としてヴァンパイアロード「オーギュスト」と主人公「ミシェルとアルベール」は300年前に別の場所で戦い、敗北を喫しています。ただしその影響もあり、、オーギュストも大きく力を削られたようで今回の件まで眠りに就いていたようです。そして今回の地域にてオーギュストが活動を再開。主人公らもまた引き寄せられるかの如くかの地へと辿り着きます。しかしながらオーギュストも彼らを警戒する為に三人の配下と人魚族の女性を抱えており、、厳しい戦いになるのでした。ハンターである主人公らの武装は所々に装飾が施された8発装填のオートマチック拳銃(弾は銀製)。これはオ一ギュストとその眷族に対して破魔の効果を持ち、対象の体に弱点が存在する場所(銃口を向けた時にそこに弱点が存在した場合)、、その場所に青い紋様を浮かびあがらせます。ここを撃てばより大きくダメージを与える事が出来る訳です。また識別の能力も持っており、、「無害な人間」には撃っても白いオーラに弾かれます。そう、このゲーム内での救助者は有害にされており、、それを戻してあげる事で救出出来る訳です。今回のキーパ一ソンは同行者である「カロリーヌ」。街の少女である彼女はステージ1のラストイベントにて出会い、付いてくる訳ですが、、敵に追っ掛けられたり、穴に落ちたり、あまつさえ捕まったりします。ぶっちゃけると足手まといな訳ですが、彼女が居たおかげでラウル(ステージ4のボス)が生きる事が出来、ディアヌ(ステージ5のボスで彼女が人魚族の女性)がいまわの際に考えが変わったり、主人公らも人の心を知りただ使命であったオ一ギュスト討伐にカロリーヌら人間の営みを守るという目的を得た事で正しく力を振るう事が出来ました。結果、、対の存在であったオ一ギュストを討伐した主人公らも朝日の中に消えていきますが、それでも彼らの願い「お前は生きて、、生きて生き延びろ」はカロリーヌの心に残ったようです。