星屑の残滓

日記とか買ったガンとかプレイしたゲームのレビューとかを適当に書いてます。

P99FS

さて、、年明け1丁目は既にあるWALTHER P99の別モデルのフィクスドスライドモデルです。専用サブレッサーが付属するものでした。P99について詳しく書くとP38以降振るわずUMREXに買収された後に作製されたポリマーフレームのオートマチック拳銃です。一応ドイツ警察の一部やポーランド警察で正式採用されているものの、、初期で動作不良が多く出た事で余り売れませんでした。しかし、、オートマチック拳銃を開発したかったS&Wがこれに目を付け、ライセンス提携の結果SW99というものを開発。これをブラッシュアップしていき、、M&Pオートマチック拳銃として完成させました。M&Pはミリタリーアンドポリスの役で、始めから軍や警察で使う事を想定した、、云わば「プロの為の銃」として用いられています。さて、、P99フィクスドスライドモデルに戻ります。ブローバックとの違いはスライドが一切動かない事、マガジンの形状が異なる点です。一つ目はブローバックにもあるフレームのポンチビス2ケ所にて固定されています。これはインナーバレルが前後に動作する事で給弾するシステムの為です。つまり中でガチャガチャ動く為にそれを固定するビスが必要であったという事です。2つ目はこれも発射機構の違いからですが、、ブローバックより縦lセンチ程大きいです。しかし、、ローダーでは給弾しにくいという致命的な欠点があり、困った事に。さて、、同じフィクスドスライドという事でMK23と比較してみました。まず取り回しはP99の方が中型オートマチックという事で少さくて軽く扱いやすいです(MK23は大型に部類されます)。トリガーブルはこれもP99の方が軽く引けますね(MK23はトリガーにやや引っかかりを感じる)。しかし、、給弾するのは明らかにMK23が(普通にローダーが使える点から)やり易く、撃てる数(一つのマガジンでガス満タンから弾だけ補充を繰り返し撃てなくなるまでを測る)も大体300ちょいのP99に比べ500近いMK23(さる所のデータを元に)。そしてサブレッサーの性能もMK23が勝っており、P99の方がやや甲高い(実戦では高音の方が遠距離からは察知されやすいというサバゲーマーの体験談があった)「パスン!」という音に比べ「ボフッ!」という低い音のMK23。一方サブ無しだと「パチン!」とやはり甲高いP99に対し、「バフッ!」というMK23。この場合は使い手の動き方で別れそう、、。コンパクトなP99ならインドア等の狭所で動きつつ狙う、MK23はじっくりと索敵して狙い撃ちする、って感じ。まぁうちのMK23は「ロングレンジ仕様」という「ガチカスタマイズの一丁」であるので比較するのは微妙ではあるんだけどね。それでもサブレッサーは元のままだし、それなりには比較にはなる筈。